中古車、何を基準に選べばいいですか？京都市　J様

中古車を選ぶ基準としては、年式や走行距離など、さまざまな基準があります。

中古車を購入する場合は、車種や価格以外にもさまざまな点をチェックする必要があります。好みやコストの問題だけでなく、安全にも関わることですから、きちんとチェックしてから購入するようにしましょう。

中古車を買う上で、やはり価格は大切です。つい思った以上の価格の車に手を出してしまうこともあるので、まずは予算をしっかり決めて、その範囲で探すようにしましょう。

また、表示している価格だけでなく、車を購入すると税金や手数料といった、いわゆる諸費用も必要になるので、それも考えて、余裕を持った金額で探すことも大切です。

車種は好みや家族構成で選ぶのが一般的です。好みに合わせてスポーツカーを選ぶ人もいれば、子どもが小さいのでスライドドアの車がよい、という人もいます。

中古車購入では年式も気になるところですが、最近の車は以前のリミットと言われていた10年を超えても性能的に問題がないものも多いです。きれいで走行距離が多くなければ、多少年式の古い車でも問題はないでしょう。

ただし、モデルチェンジのタイミングによっては、次に手放すときにリセールバリューが落ちる場合もあるので、新しいものに越したことはありません。

昔は10万キロ走ったら車の寿命と言われていたのですが、最近は技術の進歩によってそれを超えても安全に走っている車はたくさんあります。短いに越したことはありませんが、一概に10万キロオーバーだから検討外にする必要はありません。

内装や外観は自分の目で見てチェックをするようにしましょう。塗装や傷がないかどうか、事故車の場合は安全性に関わるので、車全体にゆがみがないかなどもしっかり確認しましょう。

タバコを吸わない人は、車の中のニオイなども気になるのではないでしょうか。

ワンオーナー車という表記を見かけることがよくありますが、以前のオーナーが1人だけ、という車です。何人もの人が転売してきた車よりも、オーナーの数が少ないほうが安心です。

事故を起こした経歴のある車は、記録簿にそれが記載されます。事故車は事故の程度にもよりますが、安全性に問題がある場合もあるので、必ず事故の程度を確認するようにしましょう。バンパーを擦って交換した程度の事故であれば、安全性に問題がないにもかかわらず、かなり安くなっていることもあるのでお得です。

中古車は販売店によって売っている車が違うので、あちこち回って購入する人も少なくありません。安全のためにも、安さだけではなく信頼できる販売店で購入するようにしましょう。

まとめ

中古車は新車に比べて安く買えるメリットがありますが、安全性のためにもチェックすべきポイントは新車よりも多いです。とはいえ、自分の気に入った一台を探す楽しさもありますので、いろいろ回ってみてはいかがでしょうか。