車の防犯ブザーが鳴り止まず、困った！誤作動の原因と止め方。

いざというときに慌てず対処するためにも、車の防犯ブザーの止め方を覚えておくことは大切です。

 防犯ブザーの誤作動の原因

最近の車の多くは、防犯ブザーが装備されており、盗難されにくいようになっています。しかし、実際には防犯ブザーが誤作動で鳴っているところを目にすることも少なくありません。

この誤作動で最も多いのは、スマートキーを使わずにドアを開けようとした時です。スマートキーで施錠をすると、開錠もスマートキーで行うと車が判断するため、違う方法で開けようとしたときに異常と判断して防犯ブザーを鳴らします。これは、正規の鍵を鍵穴に差して開錠しようとしたときにも適用されるため、リモコンの電池が切れて鍵を差して防犯ブザーが鳴っても驚かないようにしましょう。

また、設定や車種にもよりますが、車を降りてスマートキーで施錠した後に、内側からドアのボタンなどで開錠した場合にも、防犯ブザーが鳴ることがあります。

 誤作動した防犯ブザーの止め方

誤作動した防犯ブザーを止めるには、慌てずにスマートキーでの開錠を行いましょう。スマートキーを使わなかったことで防犯ブザーが鳴っていることが多いのですから、それを使えば鳴りやむことがほとんどです。

また、電池切れなどでスマートキーが使えない場合は、鍵を使ってエンジンをかけることで防犯ブザーは止まります。また、スマートキーでの開錠をしなくても、スマートキーを持っていればエンジンボタンを押すことでエンジンはかかりますから、その方法でエンジンをかけても防犯ブザーは止まります。車種によって多少違いがあるケースもあるので、車を購入したら防犯ブザーの止め方についても念のために知っておいたほうが安心です。

 防犯ブザーの作動をストップする

防犯ブザーの誤作動が多いなどの理由で、防犯ブザーの機能をストップすることもできます。方法はメーカーなどによって異なりますが、多くの車では車内のディスプレイの設定から防犯ブザーのストップが可能です。もちろんそうすると防犯面では不安が増しますので、できれば何らかの方法で防犯対策を行っておいたほうがよいでしょう。異常を感じた時に、音が鳴るのではなく、ハンドルがロックされるものもあります。

 まとめ

最近の車の多くは、防犯ブザーが内蔵されており、スマートキーを使わずにドアを開けようとすると警告音が鳴り響くことがあります。一般的にはスマートキーで開錠し直したり、エンジンをかけることで止まりますので、慌てずに対処するようにしましょう。