一覧に戻る

中古車購入時の諸費用は何がどれくらいかかる?長岡京市 S様

 

中古車を購入する際は、本体費用に加えて諸経費がかかることをお忘れなく。

 本体代金に諸経費がプラスされる

中古車を販売しているときに書かれている金額は、あくまで車本体の価格です。車の場合は、購入する際の諸経費としてある程度のお金がプラスして請求されます。それを考慮して予算を決めないと、思ったより出費が多かった、ということになりかねません。

 必ず必要になる法定費用

法定費用は、税金など必ず決められた金額を支払うものです。

自動車取得税

自動車の取得価格が50万円以上の場合、自動車取得税という都道府県民税を払う必要があります。税率は、もともと5%だったのが消費税が8%に上がったことで3%に下がりました。しかし、消費税が10%になったら廃止され、代わりに環境性能割が適用される予定です。

 

  • 自動車重量税・自賠責保険

車検の際に払う税金や保険料になります。車検が残っている場合は、次の車検まで払わなくてよいので諸経費には含まれませんが、車検が切れている車を購入するときは、車検に通してからの納車となりますので、これらのお金も請求されることになります。

 

  • 自動車税

年に一回、4月に請求される都道府県民税です。年度の途中で中古車を購入した場合は税金として支払う必要はありませんが、そのぶんを中古車販売店が立て替えていることになっているので、諸経費として年度末までの金額を支払います。

 

  • 消費税

車を購入しても消費税はかかります。本体だけでなく、税金以外の諸費用にもかかってくるので、意外と高くなります。

 

  • 法定費用以外のお金

これらは中古車販売業者によって金額が異なるので、交渉の余地もあります。

車庫証明申請・名義変更申請などの代行費用

車庫証明を取ったり、名義を変更したりは、自分でも出来ないことはありませんが、頼んだほうが簡単なので頼む人も少なくありません。業者によって異なりますが、両方お願いしても5万円もかかることはないでしょう。

 

  • 洗車・クリーニング

中古車ということは、他の人が使っていた車ということになりますから、車内のクリーニングを希望する人もよくいます。クリーニングでタバコのにおいなどもかなり消えますし、シートなども綺麗になって、気持ちよく乗ることができるでしょう。これも1~5万円くらいです。

 まとめ

法定費用以外のお金は、業者によって異なりますが、中には本体価格に含めてやや高く販売していることもあります。基本的には、本体価格の1~2割程度が諸経費として必要、ということになりますので、それも含めて予算を立てるようにしましょう。