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車のタイヤがパンクした際の応急処置と注意点について教えてください。京都市 H様

スペアタイヤかパンク修理キットを使って応急処置を行います。

 タイヤがパンクしたらどうする?

走行中にタイヤがパンクすると、ハンドルを取られたり振動が大きくなったりして危険です。バーストせずになんとか走行できそうな状態でも、徐々に空気が抜けたりバーストを引き起こすこともあるので、すぐに路肩に車を止めてパンクの有無やその場所をチェックするようにしましょう。パンクしていた場合、スペアタイヤがあればスペアタイヤに交換すれば、ある程度の距離は走行可能です。

なお、自分で対応できない場合はロードサービスなどに連絡して対処してもらうようにしましょう。

 パンク修理キットの使い方

最近では、スペアタイヤではなく、パンク修理キットを搭載している車も少なくありません。これは、タイヤの内部に補修材を注入して、一時的に穴をふさぐものです。あくまで応急処置なので後日タイヤ交換など適切な対処は必要ですが、とりあえずそこから移動することはできます。

パンク修理キットは、種類によって使い方が異なり、タイヤの空気を抜き、補修材を注入してからコンプレッサーで再び空気を入れるものや、空気を入れながら同時に補修材を注入するものなど、さまざまです。説明も記載されているので、それを見ながら行えば意外と簡単にできます。

パンクしていない時にこの使い方を読んで知っておくと、いざという時にも安心でしょう。

コンプレッサーで空気を入れるときは、車の指定空気圧を確認してその数値になるように入れます。指定空気圧は運転席側のドア部分のラベルに記載されています。

 パンクの際に必要になる装備

スペアタイヤを交換するときには、ジャッキやホイールナットレンチが必要です。パンク修理キットはジャッキで上げる必要がないので、キットがあれば処置することが可能です。

ただし、いずれの場合もタイヤに触って作業をすることになるので、軍手を一緒に載せておきましょう。軍手はそれ以外の時にも使えて便利です。夜間のパンクに備えて懐中電灯やランタンがあると役立ちますが、最近は携帯電話のライトがあるので、いざという時は携帯電話のライトで照らして作業を行います。

 まとめ

車がパンクした場合は、できるだけ早急にタイヤの交換や修理が必要になりますが、応急処置としてはスペアタイヤへの交換やパンク修理キットなどを使って処置を行います。

女性でも簡単にできるようになっていますが、いざという時に困らないように、事前に使い方をチェックしておくとよいでしょう。