え?!タイヤ買い替え?パンク修理が不可能なケース5つ。
パンクしても、修理で済む場合と、買い替えが必要になる場合があります。
パンク修理が不可能なケース
タイヤのパンクは、修理できる場合もありますが、修理ができないので買い替えが必要になるケースもあります。いったいどのような場合が修理不可能なのでしょうか。
バーストによるパンク
適切な空気圧で走っていないと、タイヤがバーストしてしまうことがあります。タイヤは釘などを踏んで1カ所だけ穴があいた、という場合であれば修理可能ですが、このバーストはタイヤ全体が大きく損傷しているため、修理は不可能です。すみやかに交換するようにしましょう。
側面に穴が開いた場合
側面に穴が開いた場合は、地面と接するスラック面の穴よりもダメージが少ないように思われるかもしれませんが、しっかりと修理することが難しい場所になります。応急処置としての修理は可能ですが、耐久性が落ちるため、そのままの状態で使い続けるのはおすすめできません。できるだけ早くタイヤ交換するようにしましょう。
スリップサインが露出したタイヤ
タイヤは溝が減ってくると、滑りやすくなるため交換が必要になります。スリップサインとは、その目安となるもので、タイヤの溝の中の盛り上がった部分になります。タイヤが摩耗していき、このスリップサインが露出したら、タイヤを交換しなくてはいけません。そのため、たとえ修理できるパンクでも、スリップサインが出ている場合は修理をせずに交換をしたほうがよいでしょう。
ゴムの変質などのあるタイヤ
パンクの原因や場所に関わらず、油や薬品に触れたせいでタイヤのゴムそのものが変質している場合なども、修理ではなく交換をしたほうがよいでしょう。ゴムが劣化している可能性があり、突然のパンクやバーストの原因になりかねないため、危険です。
傷の大きいパンク
釘などが原因でパンクをした場合、修理が可能な損傷の大きさや個数、間隔は細かく決められています。
例えば、普通乗用車の場合は6㎜以下の損傷が2個以内で、その間隔が40㎝以上ある場合のみ修理が可能です。これを超えている場合は修理ができず、交換になります。
また、トラックやバスなどの場合はこの数値がまた異なるので注意しましょう。
まとめ
タイヤがパンクした場合、修理できるケースもありますが、できないことも多いです。どんな時に修理可能で、どんな時が不可能なのかを知っておくと、いざという時に便利でしょう。