自分でできる中古車購入の手続き3:ナンバー変更
ナンバー変更の手続きは、書類を揃えて運輸局(支局)で行います。
ナンバー変更は必要?
中古車を購入した場合、必ずしもナンバー変更が必要になるわけではありません。前所有者と同じ運輸局(支局)の管轄内であれば、同じナンバープレートのままで乗ることも可能です。もちろん、同じは嫌だから変更したい、という場合や、番号にこだわりがあるから希望の番号に変えたい、という場合は変更することも可能です。
しかし、前所有者と管轄の管区が変わる場合は、ナンバー変更が必ず必要になります。
ナンバー変更に必要な書類
ナンバー変更の手続きは管轄の運輸局(支局)で行いますが、持参しなければならない書類もありますので、事前に用意しておくようにしましょう。
用意するのは、
- 自動車検査証(車検証)
- 印鑑
- 住民票の写し
- 車庫証明書
- 字光式番号交付願(字光式ナンバープレートを希望する場合のみ)
住民票は市役所や区役所ですぐに発行してもらえますが、車庫証明は所轄の警察署での申請が必要で、発行まで1週間近くかかるので、早めに申請しておきましょう。
ナンバー変更手続きの方法
必要書類が揃ったら、管轄の運輸局や運輸支局に出向いて手続きを行います。古いナンバープレートはその場で取り外して窓口で返却し、当日受け取った新しいナンバープレートを取り付けて帰ることになります。ナンバープレートを取り付けた後に、所内の封印場で封印してもらう必要があるので、覚えておきましょう。
手続きの手順は、ナンバープレートを返納窓口に返納し、手数料納付書と自動車税・自動車取得税申告書、申請書の用紙を受け取って記入し、登録窓口に手数料納付書と申請書を提出します。自動車税・自動車取得税申告書は税申告窓口への提出です。
基本的には流れをサポートしてくれる係の人がいるので、それほど困ることはないでしょう。当日必要な費用はナンバープレート代も含めて2,000円程度ですが、車庫証明など事前に取得する書類の費用なども含めると、ナンバープレートの交換には5,000円程度の費用が必要です。希望のナンバーを申請する場合や字光式ナンバーの場合は、さらに費用が必要になります。
まとめ
中古車の購入に伴い、ナンバープレートの変更が必要になることがあります。ナンバープレートの変更は、必要書類をきちんと事前に用意しておけばそれほど難しい手続きではありません。手数料はかかりますが、中古車販売業者に代行してもらうことも可能です。