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ハイブリッド車とガソリン車のエンジンオイルは違う?交換時期や頻度も?

ハイブリッド車とガソリン車のエンジンオイルはそれほど違うわけではありませんが、特徴にあったものを選ぶことが大切です。

ハイブリッド車とガソリン車のエンジンオイルは違う?

車用品店などで売られているエンジンオイルを見ると、ハイブリッド車用、として売られているものもたくさんあります。そうなると、ハイブリッド車とガソリン車のエンジンオイルは別のもの?と思われるかもしれませんが、基本的にはエンジンオイルに大きな違いはありません。ただし、エンジンオイルは種類によって粘度などに違いがあり、その違いによってハイブリッド車に適しているものもあれば、そうでないものもあります。

ハイブリッド車に適したエンジンオイル

エンジンオイルの粘度が高いと、耐摩耗性には優れており高速性能はよいものの、オイルが堅いため初動がスムーズというわけにはいきません。一方粘度が低いと、始動性がよいので、エンジンのスタートが効率よくできます。ハイブリッド車は、電気を使って走るイメージがあるかもしれませんが、エンジンの始動はガソリンで行います。そして、アイドリングストップなどにより頻繁にエンジンの始動を行うため、初動性重視の粘度の低いエンジンオイルが適しているのです。ハイブリッド車専用とされているエンジンオイルの粘度が低いのはそのためです。

交換頻度は?

ハイブリッド車は電気を併用するため燃費が良く、ガソリンを給油する頻度は少なくなります。そのため、エンジンオイルの交換頻度も低くてよいように思われがちですが、実際にはエンジンにもっとも負担のかかるエンジン始動は、ガソリン車よりも頻繁に行っていることも多いです。エンジンオイルはガソリン車を同じように汚れがちなので、こまめにチェックして汚れていたら交換するようにしましょう。一般的には交換頻度はガソリン車もハイブリッド車も大きな違いはありません。それよりも、街乗りが多いかレジャー使用かなど、使い方によって交換頻度は異なります。

まとめ

エンジンオイルはハイブリッド車でもガソリン車でも大きな違いはありませんが、エンジンを始動することが多くなるハイブリッド車の場合は粘度の低いものが良いとされており、そういった点でも専用のものを使ったほうが安心です。ただし、交換頻度はハイブリッド車でもガソリン車でもあまり違いませんので、汚れたらこまめに交換するようにしましょう。