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乗りたくて乗るがちょっと気になる。年式別にみた、ホンダビートの燃費。

今でも人気のホンダビートですが、燃費はどれくらいでしょう?

ホンダビートとは

ホンダビートは、1991年に発売された軽自動車初の本格スポーツカーで、約5年間のみの発売期間にもかかわらず絶大な人気を誇り、現在でも愛好家の多い車です。コンパクトながらスポーツカーとしての走行を楽しめるエンジン仕様や、低い車高、オープンカーになるボディなど、当時から車好きの注目を集めていました。

ホンダビートの燃費

ホンダビートの燃費は、カタログ記載が17.2km/Lで、毎年のモデルチェンジの際にもその数字は変更されていません。燃料タンクは24Lですので、航続距離は412.8㎞ということになります。実際の燃費としては、12~16 km/L程度になりますが、運転の仕方や、道路の状態、車の使い方によって、ガソリンの減り方は変わってきます。

高速道路を一定の速度で走り続ければ、もちろん燃費はよくなりますし、信号の多い街中で何度も止まってアイドリングをしていると燃費は悪くなってしまうでしょう。この点はホンダビートに限らずほかの車でも同じです。

ホンダS660の登場

ホンダビートが1995年に生産終了になってから約20年、その再来とも呼ばれるS660がホンダから発売されました。2シーターのオープンスポーツカーというのはビートと同じで、デザインこそ現代風になりましたが、そのサイズ感はほとんど変わりません。エンジンが直列3気筒の660ccというのも同じですが、S660はロングストローク型を採用することでトルクを高めやすくなっています。

S660の燃費

共通点の多いホンダビートとS660ですが、新しいだけあって燃費性能はS660はかなり優れています。カタログ上の燃費が、SVT仕様の場合は24.2 km/L、6速MT仕様の場合は21.2 km/Lということですから、この20年で燃費に関しては技術が進歩したことがわかります。また、アイドリングストップ機能が標準装備されているので、その点も燃費の向上に貢献しているといえるでしょう。

まとめ

ホンダビートの燃費は17.2km/Lですから、軽自動車にしては燃費はよくないほうといえるかもしれません。軽自動車にしては重量が重いことや、スポーツテイストの走行を重視していることがその理由といえるでしょう。その点、ホンダビートの後を継ぐ車として2015年に発売されたS660は燃費が大きく向上しており、アイドリングストップ機能も標準装備されています。燃費が気になる人にとっても、軽スポーツカーという点では視野に入れたい車といえるでしょう。