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車のワックスとコーティング、何が違いますか?

手軽にきれいにできて便利なワックスですが、コーティングは長持ちするというメリットがあります。

ワックスとコーティングの違い

車は洗車しただけでは艶のあるきれいな状態を保つことはできません。そのため、洗車後にワックスをしたり、定期的にコーティングをしたりするのです。しかし、子のワックスとコーティング、何が違うのでしょうか。

ワックスとは

ワックスの原料は、熱帯地方に生息するカルナバ椰子という植物の葉から抽出されるカルナバ蝋と呼ばれる樹脂です。基本的には度のワックスもこのカルナバ蝋を主原料としており、そこに溶剤や添加物を加えて使いやすいように加工されています。固形や半練り、液体などさまざまなタイプがあるので、目的や使いやすさで選ぶのが良いでしょう。

コーティングとは

コーティングはワックスと同じように塗ると車のボディをきれいに保つことができますが、原料には人口の化学物質が使われています。フッ素やテフロンを主原料としたポリマーコーティングのほか、より効果が長く続くガラスコーティングも人気です。

メリット・デメリット

ワックスのメリットは、安いことと、自分で洗車後に施工できるという点でしょう。業者に頼むとそれだけ費用も掛かりますが、自分でできるのでその費用も掛かりません。できるだけ安く車をきれいにしておきたいという人にはワックスがおすすめです。ただし、ワックスのデメリットとしては、その効果が長続きしないこと。1か月程度でツヤが落ちてしまうので、こまめに洗車してワックスがけをすることが必要になります。また、長年ワックスを塗り続けていると、細かい汚れが蓄積されて光沢が出なくなってしまうこともあります。

 

一方、コーティングは種類によっては自分でできるものもありますが、ガラスコーティングなどは業者に頼んで施工してもらうのが一般的です。コーティングそのものもワックスより高いですし、頼むことで施工費もかかるので、費用はワックスに比べると割高になります。ただし、効果が長く持続するというメリットがあり、長いものだと3年から5年程度もつので手間はかかりません。効果がある間は、洗車だけで十分な光沢が出るので、お手入れがかなり楽です。しかも、硬い皮膜で覆うため、ボディに傷がつきにくくなるのもメリットでしょう。

まとめ

天然素材を使い、安く施工できて便利なワックスですが、効果が長く続かないのでこまめにワックスがけをする必要があります。一方、コーティングであれば一度施工してもらえば数年間は洗車だけできれいなボディを維持できますが、費用はワックスよりも高額です。