一覧に戻る

中古車でも人気。ホンダビートが愛され続ける理由4つ

 

20年以上前の車でありながら、今でも愛され続けるホンダビートの魅力とは 。

ホンダビートとは

ビートは1991年から1996年にかけてホンダから発売された軽スポーツカーです。軽自動車でありながら、オープンカーになる仕様や、後輪駆動方式、四輪ディスクブレーキの搭載、ミッドシップレイアウト特有のタイヤサイズなど、画期的な車として人気を博し、現在でも中古車市場では人気の車です。ここではホンダビートが愛され続ける理由をご紹介しましょう

デザイン

なんといってもオープンカーになることは、ビートの魅力のひとつです。リアウインドウのファスナーと2か所のフックを外すだけで簡単に幌を開くことができ、外の風を感じながら走ることができます。エンジンがミッドシップで、エンジン音が後ろから聞こえてくるところもドライバーの心をくすぐります。

ハンドリングの良さ

最近の車に当然のように搭載されているパワステは、ビートにはありません。しかし、だからこそ遊びが少なく、ダイレクトに曲がるようなハンドリングはドライバーにとっても心地よいものです。パワステではないものの、コンパクトな軽自動車で、なおかつミッドシップエンジンであるためハンドリングが快適だというドライバーは多いです。

エンジンレスポンスの良さ

ビートに使われているMTRECというエンジンは、ホンダの誇るF1の技術を活かした高出力高回転エンジンです。アクセルを踏んだ時のレスポンスもよく、加速感も心地よいため抜群の走行性を感じさせます。実際にスピードが早いわけではないのですが、体感速度が速いために安全にスピード感を楽しむことができるのです。

本田宗一郎最後のホンダ車

ホンダの創業者にしてレジェンドでもある本田宗一郎氏が誕生に立ち会った最後の車が、ホンダビートでした。車を愛し、追求し続けた本田宗一郎氏にとっても特別な車であることが、ファンにとっても大きな魅力となっているのです。21世紀になっても続いているオーナーズミーティングで数百台のビートが一堂に会して走行する姿は圧巻です。 

まとめ

20世紀の終わりに5年間だけ発売されたホンダビートは、魅力的なデザインとドライビングの楽しさから現在でも人気の車であり、状態の良いものは中古車市場でもかなりの高値で取引されています。軽でありながらスポーツカーのようなデザインでしかもオープンカーになるなど、ドライバーの心をくすぐるポイントが随所にちりばめられた車です。