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安いけど…故障などが心配。修復歴有りの中古車を買う際の注意点3つ。

きちんと注意して選べば、修復歴有りの車を格安で買うという選択肢もあります。

 修復歴有りの車はダメ?

修復歴ありということは、車の骨格部分の修理をしたことがあるということです。そのため、走行性や安全性に問題があるリスクを抱えている反面、かなり安く購入できるというメリットもあります。とにかく安く買いたいという人には良いかもしれませんが、購入する場合はいくつか気を付けたほうが良いこともあるのです。

 修復歴有りの車を買う時の注意点

どの程度の修復をしたのか

骨格部分の修理をするということは、何らかの事故に遭ったというのが一般的でしょう。その事故の程度がどのくらいのものだったのか、どんな修理内容だったのかは確認しておく必要があります。フレームにゆがみが出るほどの大事故であれば、直しても車体のバランスが悪く、まっすぐ走っているつもりがおいないといったことにもなりかねません。一方、バンパーなどは多少ぶつけたり擦ったりしても走行面に影響が出るわけではありませんが、骨格部分に含まれるために修復歴ありということになってしまいます。そういった内容の修復であれば、安全性に問題が出ることはないかもしれません。

 きちんと修理は行われているか

修復の箇所にもよりますが、きちんと修理が行われていれば安全上問題ない場合ももちろんたくさんあります。逆に、重要な個所の損傷を、しっかりした修理が行われない状態であれば、非常に危険です。つまり、修理のクオリティが非常に重要になります。昔に比べると、修理の技術や補修のためのパーツも進歩していますから、きちんと修理が行われていれば以前のように走行性などに問題を感じることもほとんどないでしょう。できれば鑑定士などプロの目で状態をきちんとチェックしてもらうことをおすすめします。

 今後売りに出す予定はあるか

たとえ安全性などに問題のない修復であっても、修復歴ありというだけで市場価格はかなり低くなります。安く買って、最後まで乗りつぶす予定だというのであれば問題ありませんが、ある程度乗ったらまた売りに出して違う車を買いたい、という場合は避けたほうがよいでしょう。買う時の価格も安い一方で、売るときにもほとんど付かない、ということもあり得ます。今後売りに出す予定出れば、売りやすいくr間にしておくことも大切です。

 まとめ

修復歴有りの車でも、修理の内容や仕上がりによっては特に問題ない、という場合もあります。どの部分でどんな修復がどのように行われたのかを確認してから購入することが大切です。また、買って再び売りに出す予定でれば、修復歴があると買取価格も下がってしまうのでその点も要注意です。