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いつから履いて、いつ外すの?スタッドレスタイヤの履き替え時期について教えてください。京都市 S様

 一般的には10月~11月にタイヤを履き替える人が多くなります。 

スタッドレスタイヤへの履き替え時期

スタッドレスタイヤは、雪道や凍った道でもスリップせずに走ることができるタイヤです。その分夏の道には適しておらず、冬のみの使用が前提になります。雪が降ったり路面が凍ったりする地域の人は毎年タイヤ交換をすることになるのですが、その時期はだいたい11月前後というのが一般的です。自分で交換するのであれば、雪が降ってから保管してあるスタッドレスタイヤに交換してもよいのですが、店で交換する場合は早めにしておくことをおすすめします。

店で交換する場合

タイヤ専門店や、車用品店などで交換してもらう場合、事前に予約をして交換をお願いすることになります。ただし、11月前後にタイヤ交換をする人が多いため、この時期は非常に混雑して予約が取りづらくなるのです。予約が取れないうちに雪が降ってしまっては交換に行くこともできなくなるので、早めに予約するように気をつけましょう。 

新品のタイヤの場合は

新品のスタッドレスタイヤは、表面が路面に馴染みにくく、その性能を完全に発揮できない場合があります。そのため、新品のタイヤにする場合は雪が降る前に乾いた道を100~200㎞ほどならし走行することが勧められているのです。そうすることで表面が路面に馴染みやすくなり、雪道でもしっかりグリップして走れるようになります。中にはならし走行なしでも最初からスタッドレス性能を発揮するタイプのタイヤもありますので、雪が降ってからの交換になる場合はそういったタイヤを選んだほうがよいでしょう。

ノーマルタイヤに戻す時期は?

ノーマルタイヤに戻すのは、雪が完全になくなって路面が凍らなくなってからが安全です。地域ごとに発表されている気象庁の平年のデータを参考にしながら、その年の気候を見て判断しましょう。スタッドレスタイヤは、氷雪に強い一方で雨には強くないタイヤですので、4月前後や、遅くても梅雨入り前の5月には交換をおすすめします。

 地域によって違う時期

降雪のタイミングは地域によって違います。11月には雪が降り始める東北地の方に対して、東京では降っても12月からです。そのため、タイヤ交換の需要も、雪国は10月前後が多いのに対して、東京などは12月ごろがピークになります。自分の地域の降雪がいつくらいになるか、天気予報などをしっかりチェックしておきましょう。ノーマルタイヤに戻す時期は、普通の地域であればもう雪は降らないだろうと予想されたときで、雪国は路面の雪や凍結が亡くなってからにします。

 まとめ

スタッドレスタイヤへの交換は、必ず降雪前に終わらせるために、10月には予約をしておくようにしましょう。ピークの時期にはいっぱいで予約ができないこともあります。地域によって降雪時期は違うので、天気予報などのチェックも欠かせません。