字光式ナンバーとは?手続きや費用、照明が消えたときの交換方法は?
ナンバーが光る字光式ナンバーは、視認性向上に役立ちます。
字光式ナンバーとは
字光式ナンバーとは、数字が光るタイプのナンバープレートのことです。普通車の場合はブルーやグリーンの数字が光り、軽自動車の場合は黄色で数字を縁取ったように光ります。この字光式ナンバーナンバーはもともと北海道が発祥で、雪の中でも視認性を高めると同時に、照明器具の熱で雪を溶かすのが目的だとされていました。最近はほとんど発熱をしないLEDを光源とすることが多いため雪を溶かすことはできませんが、視認性が高まるのは安全性の向上の面でもよいことでしょう。
字光式ナンバーの仕組み
字光式ナンバーは、字光式対応のナンバープレートと、光源となるバックライトが必要です。このバックライトは車用品の専門店やディーラーで取り扱っていますが、国土交通省の認定を受けたものを購入する必要があります。また、このバックライトは車のヘッドライトと連動させるため、暗くなってライトをつけると字光式ナンバーも光るようになっています。
字光式ナンバーをつけるときの手続き
もっとも簡単なのは、車を購入して陸運局に申請するときに、字光式ナンバーで申請を行うことです。費用は4000円前後必要になりますが、そうすることで字光式ナンバーが発行されるので、それをバックライトと合わせて装着して封印を受ければ終了です。すでについているナンバープレートを字光式ナンバーにしたい場合は、バックライトを購入して陸運局で字光式ナンバー使用のナンバープレートを発行してもらい、付け替えて封印を受ける必要があります。この取り付けはライトと連動させることなどから素人では難しい点もあるので、手続きも含めて自動車修理業者やディーラーに丸ごと依頼するのも一つの方法でしょう。
照明が切れたときは
バックライトの照明が切れると、ライトをつけてもナンバーが光らなくなってしまいます。字光式ナンバーは、光らないと車検を通らないのでライトの交換をする必要があります。ナンバープレートを外さずに交換できるものであれば、ライトを交換するだけで済むので簡単ですが、ナンバープレートを外して交換した場合は再び陸運局で封印をしてもらう必要があるので、忘れないようにしましょう。自分で交換するのが難しい場合は、ディーラーなどに相談することをおすすめします。
まとめ
字光式ナンバーとは、数字が光るタイプのナンバープレートで、ドレスアップや視認性の向上のために選ぶ人もいます。このタイプのナンバーは、ライトが切れていると車検に通らないので、光らない場合は速やかにディーラーなどに相談するとよいでしょう。