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今やLEDが純正?車のヘッドライトの種類とハロゲンやHIDをLEDに変えるメリットについて。

現在はほとんどの車にLEDヘッドライトが標準搭載されています。

ハロゲンからLEDへ

以前は車のヘッドライトにはハロゲンライトやHIDが使われていましたが、最近の車はほとんどLEDヘッドライトが採用されています。また、ハロゲンライトの車のヘッドライトのみをLEDに交換する人も増えてきています。

LEDヘッドライトのメリット

クリアな明るさ

LEDライトのメリットは、なんといってもその明るさです。真っ白で明度が高いので、視界がクリアに明るくなります。実際のところは、LEDライトのすべてが従来のライトよりも明るいというわけではないのですが、色が白く鮮やかな光であるために、明るく感じるという人も多いでしょう。はじめからLEDの白い光に慣れている人は、ハロゲンライトのややオレンジがかった色味は暗く感じるかもしれません。

起動が早い

ハロゲンライトは、スイッチを入れてから光がマックスになるまでやや時間がかかるのに対して、LEDライトはつけた瞬間にマックスの明るさになります。通常の夜間走行時に前方を照らすときには起動の速さは問題になりませんが、こうしてすぐにしっかり点灯することで、パッシングの際に明確に光の切り替えをすることができるのです。

ハロゲンライトを使っている人が、パッシングのためにハイビームだけをLEDライトに交換することもあります。

省エネ

LEDは、消費電力が少なく、ライトそのものの寿命が長いなど、省エネの面で大きなメリットがあります。取り付けも簡単ですし、一度取り付けたら寿命が長いために長期間交換は不要です。

点灯時に熱も出ないため、フォグランプなど長時間つけているランプにも適しています。一方、ライトの熱で積もった雪を溶かしていた人などは、LEDに交換すると発熱をしなくなるため、その点は注意したほうがよいでしょう。

まとめ

LEDヘッドライトは、消費電力が少ないのに明るく、起動も早いなどメリットの多いライトです。以前はコストの面から搭載されている車は多くありませんでしたが、LEDが広く普及してユニットの価格が下がったこともあって、現在では高級車はもちろん軽自動車でもほとんどの車がLEDヘッドライト標準搭載となっています。

寿命も長いので、故障しない限りライトが切れることはほとんどありませんが、メンテナンスはきちんと行うようにしましょう。