レンタカーで行きたい、関西周辺の登れる灯台3つ。
遠くから見る灯台も素敵ですが、登れる灯台からの海の景色は最高です。
灯台に上って景色を楽しむ
青い海をバックにした灯台はそれだけで絵になる存在ですが、もともと灯台は海にその光を届け、船の安全な航海を見守っていたもの。そのため、灯台に登れば海を一望することができ、ほかの場所からは見えないような景観を楽しむことができます。ただし、安全性などの面から一般客が登ることができる灯台は限られています。ここでは関西で登ることができる灯台を3つご紹介しましょう。
潮崎灯台
和歌山の潮岬にある潮崎灯台は、本州最南端の灯台として明治6年に初点灯した歴史ある灯台です。日本最初の様式木造灯台としてつくられましたが、明治11年に石造りの灯台に改造されています。現在も石造りの白亜の灯台として美しい姿を保ちながら海を照らしており、「恋する灯台」と呼ばれることもあります。内部にある68段の階段を登れば地上20mのところから海を一望することができ、資料館も併設されているのでその歴史なども学ぶことができます。自動車でのアクセスは、紀勢自動車道から国道42号、41号を経由していくのがおすすめです。
樫野崎灯台
紀伊半島の左端にある樫野崎灯台も、観光客には人気があります。日本初の石造り灯台ですが、現在でも点灯を行っている現役の灯台です。灯台の内部に入ることはできませんが、外側に設置されたらせん階段を上ることで、灯台からの景色を楽しむことができます。灯台のそばには、旧官舎も保存されており、こちらは内部も見学することが可能です。車では、国道
合繊から串本大橋を渡って行くことになります。
安乗埼灯台
三重県の「安乗埼」にある安乗埼灯台は、明治6年に完成した歴史ある灯台です。もともとは木造の灯台でしたが、岬が海に浸食されたため
度にわたってその位置を後退させており、2度目の後退の際に鉄筋コンクリートの建物に建て替えられています。建て替え前の灯台は、当時最古の木造灯台として貴重だったため、東京都にある「船の科学館」に移築・保管をされています。
まとめ
灯台は、今でも全国で活躍していますが、観光客が登ることができる灯台というのは意外と多くありません。ただし、登れる灯台の多くは歴史のあるものだったり、美しい景観を持つものになりますから、ドライブで出かけるには絶好のスポットでしょう。灯台に上って見渡す海の景色は格別です。